ボラキャンとは

ボラキャンとはボランティア・ワーク・キャンプでボラキャンです。

このキャンプは、千葉県市川市に在学、在住の高校生を対象に年に1度、春休みにおこなっている、ボランティアをテーマにした体験学習です。 「体験学習?なんか堅苦しくてむずかしそう。別のホームページにでもいっちゃおー」と、今、まさに「お気にいり」をクリックして別のホームページにアクセスしようとしているあなた!ちょっとまってください!このキャンプは、ただのキャンプではありません!なぜならば、おもしろさを追及したこだわりのキャンプだからです。

こだわりのキャンプとは?

このキャンプは、地方自治体がお上の命令で、とりあえずやっちゃうべと、準備期間2、3日でインスタントラーメンのようにさっとやってしまう他のキャンプとは違い、たっぷりと準備期間に4ヶ月間をかけてきめ細かくプログラムを決めていく、いわば職人気質のがんこラーメンのようなそんなこだわりをもっているキャンプです。 プログラムの作り方には特徴があり、まず「面白さとは何か?」から考えるところからはじまります。 「どんなもの」が、「どんなこと」をすると、「どのように」すれば「面白い」、「楽しい」と感じてくれるか?激論を通して参加していただいた方(高校生、お年よりの方)が十分喜んでいただけるプログラムを丹念に練り上げていきます。 実現不可能な企画でも、オーズ倶楽部が入念に準備をする事により、より高度で質の高いプログラムを作りあげていきます。

参加してくれた方がよろこんでくれるキャンプを
よろこんでくれる事がよりよい社会を作る第一歩だと私たちは考えています。

魅惑の感動体験!

始めての人でも
たのしめながらボランティア体験ができます

出会い満載!

学校以外のお友達を作れるように
様々なプログラムを用意

進路相談に最適!

福祉・医療への進路や進学の
相談が気軽にできます

びっくりグルメ!

普段の生活では食べた事のない
メニューが盛りだくさん

せっかくきていただいたお客様である高校生に
たくさんの感動と、友達と、思い出をもって帰ってほしい。
そんな想いをこめて丹念に作りあげたプログラムです。

プログラム紹介

午前

特別養護老人ホーム ナーシング市川集合
オリエンテーション
ワークタイム

午後

昼食
イベント

夕方

メモリアルタイム
解散

はじめてのボランティア体験学習「ボラキャン」今までの実績

市川市社会福祉協議会が主催のボランティアワークキャンプ 1991年~1998年

1991年3月26日~28日

市川市社会福祉協議会が主催で、第1回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘でお年寄りと一緒に「やきいも」をおこなう。

1992年3月26日~3月28日

第2回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘のお年寄りに「絞り染めによる手拭い」をプレゼントをした。
高校生が班長となる「リーダー制度」がスタートした。

1993年3月26日~28日

第3回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘のお年寄りにリサイクルした牛乳パックから、紙をすいて、「写真たて」を作成しプレゼントをする。
リーダ達が高校を卒業し、オーズ(OB,OG会)を発足する。

1994年3月26日~28日

第4回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘で屋台を設営し、 お茶と団子、駄菓子屋を行ない、昭和初期 から現代までのファッションショーを披露した。

1995年3月26日~28日

第5回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘で水戸黄門や織姫と彦星の劇を楽しんでもらいながら、長寿を願う菊の花入りお茶を出し、お茶を飲んでいただく。
手作り獅子舞や御神輿の披露、季節の歌を廃品利用の楽器で演奏しお年寄りと歌う

1996年3月26日~28日

第6回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘で「温泉街」をテーマにした イベントをおこなう。
老人ホームに温泉の入ったプールを 用意し、お年寄りに実際に触れてもらう

1997年3月26日~28日

第7回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘で「浅草」をテーマに したイベントをおこなう。屋形船を作り、プロジェクター で映像を流し、実際に乗船している雰囲気をだした。
また、潮干狩では、パットに砂を敷き、実際に潮干狩を体験してもらう

1998年3月26日~28日

第8回ボランティアワークキャンプを開催した。
特別養護老人ホーム清山荘と特別養護老人 ホームナーシングホーム市川で「相撲」をテーマに したイベントをおこなう。

任意団体オーズ倶楽部主催のボラキャン 1999年~2004年

1999年3月30日~4月1日

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン99」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「花摘み・着せ替え写真館・ちんどん屋さん風ぬいぐるみ屋さん・まつぼっくりパチンコゲーム」をおこなう。

2000年3月30日~4月1日

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2000」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「春のせせらぎ・どんぐり目方でドン・青空りんご園・なまはげ雪合戦」をおこなう。
りんご園では甘酸っぱいりんごの香り、本物の雪で作成たかまくらなどをお年寄りの方に実際に触れてもらう。

2001年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2001」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「獅子舞 神社 賭博 お茶屋」をおこなう。

2002年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2002」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「舞妓さんと京都めぐり 美容室 お茶屋」をおこなう。

2003年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2003」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「紙すき ネイルアートサロン 花市 六方焼き」をおこなう。

2004年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2004」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「桜湯温泉 マッサージ あかべこ」をおこなう。

NPO法人Oh’z倶楽部主催のボラキャン 2005年~

2005年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2005」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「七福神めぐり お化粧処 お茶屋」をおこなう。

2006年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2006」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「駄菓子屋さん 手相占い 喫茶」をおこなう。

2007年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2007」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「日帰り万華鏡作り ヒーリングマッサージ 喫茶」をおこなう。

2008年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2008」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「ハワイがテーマ パスポート写真館 カードゲーム カフェ」をおこなう。

2009年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2009」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「花摘み カフェ みつばちゲーム」をおこなう。

2010年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2010」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「芋ほり体験 神社参り 駄菓子屋」をおこなう。

2011年3月

震災により中止

2012年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2012」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「いちごがり」をおこなう。

2013年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2013」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「着せ替え写真館」をおこなう。

2014年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2014」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「温泉とてぬぐい絞染」をおこなう。

2015年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2015」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「新幹線で北陸めぐり」をおこなう。

2016年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2016」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「アイスクリーム屋 ゲーム」をおこなう。

2017年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2017」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「オーズベーカリーバイキング パン食いゲーム」をおこなう。

2018年3月

オーズ倶楽部が主催者で「ボラキャン2018」を開催。
特別養護老人ホームナーシングホーム市川で、「ハンドマッサージ ゲーム お茶屋」をおこなう。

参加者の声

    参加して感動した
  • 感動が大きすぎてしばらく作文なんて書ける状態ではなかった。
  • 人前では滅多に泣かない私が涙が止まらなかった。感動で涙が止まらないのは初めてだったかもしれない。この時、初めて心の底から「ボラキャンに参加してよかった。」と思った。(まっきー)
  • この前のキャンプではたくさん笑い、泣いちゃいました。あんなに泣いたの、久しぶりだな。たった三日間で築いた私たちの強い絆、ボラキャンの力ってすごいなと思いました。(マメチ)
  • 私はこのボラキャンでいろいろなことに「感動」し、そして泣いた。ここで学んでいたのは、「福祉のこと」と言うよりは、もっと大事な「人間として忘れてはいけないこと」だったと思う。
    自分の世界感が広がった
  • 辛いこととか沢山あったけど、やらなかったらきっと後悔してたと思う。本当に大きなものをボラキャンは私に与えてくれたと思う。
  • 孤独が人間を成長させるものと信じていた僕にとっては革命的な発見だった。
  • 人間不信的な感情でいっぱいだった。自分の中で人に壁をつくってきていたのも一つの要因だったと思う。そういうことも考えられるようになったのは、このキャンプに参加したことによってだと思っている。
    福祉やボランティアを学ぶことができた
  • 私たちにとっては何でもないようなことが何らかの障害を持っている方、お年寄りの方々などは生活しづらかったということを知りました。
  • 今回のキャンプで学んだことは、ボランティアというのは奉仕や美徳ではなく、人間同志の自然な助けあいだということです。
    老人ホームのイメージが変わった
  • また、老人ホームに対する自分の考えのギャップに驚きました。最初の悪い印象が訪れてみると、深い愛情で接して働く人々に感激しました。
    自分自信にプラスになった
  • この3日間は、学校でも家族でもない集団だった。はじめて会った人たちと食事して、レクして、泊まって。私は将来、福祉の進路を目指してはいない。けれども、このボラキャンはすごく自分自身のためになったと思う。ボラキャンに参加して本当に良かった。
    ボランティアのイメージが変わった
  • あの3日間のボランティアワークキャンプは、ぼくが知らなかった本当のボランティアを知るうえでも、大きな意味があったことだと思う。
  • 自分は保育園での手伝いや知的障害者の方々と遊んだり、と3年間ボランティアをしたが、人を感動させるボランティアは初めてだった。
    友達が出来た
  • ふとした瞬間、私は一つの仲間意識が生まれているのに気がついた。
  • 友達が増えます。初めて会った人たちなのに、3日間でずっと前からの友達のようになれちゃいます。
  • 老人ホームのおじいちゃん、おばあちゃんの喜ぶ顔を見ていたら、私までうれしくなった。みんなで協力すれば、なんでも出来ると思った。
    やさしさにふれられた
  • 「この方は盲目」と書かれてたのです。私はすっごくショックを受けました。でも、それからすぐに私は手を握りしめて、「ゴメンナサイ、気がつかなくて」と言ってずっとその手を握りしめたのを覚えています。私はその時に涙ぐんでいたけれどその手の温かさとおばあさんのありがとうという言葉がすごくうれしかったような気がします。それがボラキャンの中での一番の想い出だと思いました。
    普段の生活にない体験ができた
  • ルーレットでうどんの汁と具を決めるという発想はとても楽しかったですが、我々の班はホワイトソースに梅干しという家庭では絶対に食べることがない味を体験させていただきました。
    楽しみながらボランティアができた
  • やるものが「相撲」だと聞いた時、なんでそんなのやるんだよと思い、やりたくありませんでした。でも準備を進めていくうちに楽しくなりました。